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高崎(たかさき)は、日本海軍の給油艦。軽質油運搬艦である洲埼型給油艦の2番艦。 艦名は3代目。由来は島根県隠岐西ノ島の岬の名、また対馬舟志湾内の高崎鼻によるという2つの説がある〔#片桐p.589〕。 == 艦歴 == 1940年(昭和15年)度マル臨計画により三菱重工業横浜船渠で建造され、1943年(昭和18年)9月2日に竣工。横須賀鎮守府籍となり、同日に海軍省付属とされる〔#日本の軍艦13p.46〕。高崎の竣工後の行動は断片的にしか判明していないが、門司に回航の後、9月15日門司発のサ13船団に加入して昭南(シンガポール)に向かう〔〔#一護1809p.33〕。9月28日に昭南に到着の後、油類を搭載して10月3日に昭南を出港〔#一護1810p.14〕〔#駒宮p.93〕。高雄に寄港の後〔、門司へ向けて最後の航海を行っていたが、10月14日にアメリカの潜水艦グレイバック (''USS Grayback, SS-208'') の雷撃で特設運送船の(給油・応急タンカー)高瑞丸(高千穂商船、7,072トン)が沈没した〔#高瑞丸〕。グアム方面への航海の後〔、12月中に昭南へ一航海行う〔。帰途は海防艦対馬が護衛する12月26日昭南出港のヒ26船団に加入された〔#海防艦戦記p.127〕〔#一護1812p.24〕。1944年(昭和19年)2月5日付で連合艦隊付属に編入されたが〔、引き続き輸送任務に従事した。 2月21日、高崎はヒ47船団に加入して門司を出港し〔〔#一護1902p.46〕、以後は南方に進出してバリクパパン、マニラ、パラオ、サイパン島方面への燃料輸送に従事する〔。6月1日、高崎は海防艦干珠の護衛を受けてヤップ島を出港した〔#海防艦戦記p.171〕。途中で特務艦足摺と合同し〔#日本の軍艦13p.45 、#木俣空母pp.598-599 では、足摺が6月1日にいたのはヤップ島となっているが、#MS30 1904と#MS30 1905を見る限りでは、6月1日の時点で足摺はヤップ島ではなくバリクパパンにおり、高崎とは道中で合流したことになる。〕、スールー海を航行中の6月5日にのクラシアン島近海でアメリカの潜水艦パファー (''USS Puffer, SS-268'') に発見された〔#SS-268, USS PUFFERp.152〕。パファーの発射した魚雷7本て全てが命中したと判断され〔#SS-268, USS PUFFERpp.175-176〕、高崎と足摺はこのパファーの雷撃により沈没した。7月10日に除籍された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高崎 (軽質油運搬艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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